気づけばまた赤信号を無視している
恋の終わりが近づくのは自分への警鐘だって
もっと早くに気づいていれば
恐怖に甘んじていた
そんなの嫌って気づいたから
罪から逃げた
媚びるような声は振り払って
渦巻く欲望と混乱した感情のまま
媚びる声を適当にあしらっていたら
どの声も大事じゃないように思えて疑って
何も聞こえなくした
そんな中辺鄙な片田舎で出会った聖人君子
愚人の穢れごと受けとめる器の持ち主
目を逸らす事ができなかったばかりに
貴方まで汚れてしまって
貴方の声と「またね」って言葉には珍しく心を乱されたのに、寂しいね
そうなれば自ら去るのが道義
私貴方の気持ちわからないって突き放して
貴方も去って欲しかったんでしょう
よかったね、悪人にならなくて
聖人でありたかった
そんな願い、はなから願っても意味なかった
根っこは悪人
最初からどうしようもなかったんだね
何も愛せない可愛そうな私?
やるせない彷徨う証
2人だけでルールなんて知ったもんかって
少しだけでいいから
罪も消えるくらい遠くに連れ出して
思考停止して機能停止して
壊れた今が1番無垢で美しいけど
もう警鐘は鳴り止まないけど
止めることもできないような気がする
7/16/2025, 7:11:00 AM