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 貴女とふたりで、生きていきたかった。
 貴女とふたりで、死にたかった。

 貴女を守る数多の者のうちのひとりになったことを、悔やんでいるわけではありません。

 けれど、ふたりで幸福になれる未來が、俺たちにもあったのならと、時折想像してしまうのです。

8/30/2025, 3:13:40 PM