永遠に
おやすみ、は永遠へとつながる言葉。
時は眠りにつき、ゆっくりと大事なものをしまっていく。たとえば、大好きなもの、大切な人たちとの関係、愛しい君のこと。
大事なものがつまったそれに鍵をかけて、おやすみ、を呟く。それらをずっと大切にするために、目を閉じて、想う。
おはよう、は永遠から覚める言葉。
止まっていた時は動き出し、大事にしまっていたものたちが目を覚ます。ときにそれは新しく生まれ変わっていることもあるだろう。しかし、根本は何一つ変わっていない。
大切にしたい、という心は永遠なのだから。
11/1/2022, 12:59:44 PM