佐原369

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題名『丘のむこうの空をながめた時』


悲しい、楽しい、愛しい、不思議、知らない人、友達、好きな人、恋人、家族、憎い人、一人…
様々な事が浮かんでくるけれど、言葉にも文にも出来ないんだ。

日だまりを思い出し、その日だまりに照らされるものを見ていた
花が枯れ、落ちた花弁を見ていた
雨に濡れ、萎れた葉を見ていた
その一時を意味も無く覚えている、何かの最中に見たもの、ただゆっくり流れた時間に
ふとした時にあの時の一瞬、道端に花が咲いているのを覚えていたように覚えている。

その一瞬の幸せを懐かしく思う日が来る、
どんな時の日常だって慈しむ時が来る、
分かっていて穏やかになるのだ。
来るのものに悲しみ、喜びを覚える日々を、あの日の町中で赤い風船を持って喜ぶ子供をふとした瞬間に意味も無く思い出すように、

懐かしみ慈しむ時が来るんです。
それは言葉や文にするのは難しい、それでも未来の私たちはただ一瞬の出来事を思い出す。

11/12/2025, 9:44:48 AM