あなたの描く絵の窓から見える景色。
絵がそれほど上手という訳でもないはずなのに、
それはまるで世界がまたそこにあるようで、
壮大で綺麗だった。
あなたの世界は、よくこの世界に似ているようで、
結構違う。
あなたの書く文の窓から見える景色。
それは私には見えないけど、あなたには見えているのだろうか。羨ましく思って、あなたに聞いてみたい、と。
あなたの創る物にはすべて
わたしはいない。
わたしの創る物にはすべて
あなたがいるのに。
邪な願望が頭に浮かんで、
消えたくなる。
あなたにはあなたしか見えていない。
わたしはあなたしか見えていないのに。
それがあなたで、私を認識してしまったら、
それは私の好きなあなたではないから。
あなたの視界に移る窓から見える景色。
きっと僕はいない。
それでもきっと、
って期待してしまうのが僕なんだろうなぁ。
そんな事を思いながら今日も、
君を描く。
君を書く。
君を見る。
9/25/2024, 4:33:22 PM