ヨルガオ(短編小説)

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『あっちーな…。今日35度まで上がるってよ』

「は?まじかよ最悪だわ」

「お茶飲も……………ん」

「…あと一口しかねー」

『まじ?やばいやん』

「どうしよ。ここら自販機無かったよな…」

「あー最後の一口が〜……」

『…飲みかけやけど俺の…飲むか?』

「ブッッッッ!!!ッゴホゴホ…ゴホ……は!?」

『だーかーらー、俺の飲むかって言ってんだ』

「え、は…?意味わかんな…。え、逆にいいんか?」

『まー、別に、お前ならええ』

「…な、なんで?」

『んー……好きだからやな〜』

「…………へ?」


ー鐘の音ー

8/5/2023, 2:03:07 PM