優しい陽の明かりと頬杖

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眠れないほど

眠れないほど気がかり。
それはうさちゃんと
レオナちゃん
十二単衣と
烏帽子を被って
おみきをあげて
帝様に お祈りを捧げたら
きっと優しい微笑みを 浮かべた太陽が
小鳥を呼んで
こっちへ こっちへ と手招きしながら
日本庭園風の庭先を
あっちへ こっちへと 見渡して
わたしども2人を
祝福してくれるかな?
でもレオナちゃん
うさちゃん
恋人同士だったっけ?
と思いながら
晴れたお空を見上げて
ことりたちと大好きな
桜餅と 草団子 みたらし団子を
頬張ると 喉に詰めては 行けないと
ペティナイフで 調度良い 大きさに
切ってあげては爪楊枝で刺して
むしゃむしゃ と言いながら
いつか帝様が お庭に帰ってきて
遠い空へと 円盤で 一緒に行こうと
仰ると 何をこの世界で 持っていくかを
話し合いました。
レオナちゃんは大好きなエアコン付きのケンネル。
うさちゃんは大好きなベルベットの毛布に
飽きるほどくるまって
大好きな団子もいいけれど
チョコやバニラ、イチゴのアイスクリームも
お腹いっぱいたべて見たいと
笑うので 空から時折 帝の声がして
今そこにチョコとバニラのアイスを持っていくので
待っててねと言うので
待っていると、
空から猫が降りてきて
ボックスからあいすがでてきました。
猫はすかさず2人を見つめて
背伸びしながら 挨拶すると
うさちゃんと レオナちゃんが
これからも仲良くしましょうと言って
草餅と 桜餅、みたらし団子を
ペティナイフで切り分けて
むしゃむしゃもしゃもしゃ食べながら
いつか帝様のお庭で開く
花見の季節は来れますか?
と尋ねると
猫さんは
これからも 色々なものを 届けるので
その時もよろしくね。
と言いながら
アイスクリームをみんなで食べて
へそてんしながら
とおいおそらをながめました。

つづく
またね( ´ ꒳ ` )ノ

12/5/2023, 10:18:19 AM