彼女が淹れる紅茶の香りが好きだったラズベリーのような甘酸っぱい香り。「それを柔軟剤にできたら」そうすれば彼女とともに生きていける気がするから。チェーン店のドラッグストアでは見つけられなかったけど、異国の地の郊外の雑貨屋で見つかった。「フランボワーズの声色」花言葉の通り、『優しい』彼女の声が聞こえてきた。「これからずっと思い出を大切にするよ」心からそう願った。
10/28/2024, 7:39:26 AM