雨音

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『日常』    No.92


桜咲く春も、しっとりした梅雨も、暑苦しい夏も、雪に足を取られる冬も、大好きな秋も。

いつもそこには
    必ずきみがいた


       ずっと一緒だ、と思ってた
   だから、ちょっと扱いが雑だった
 それが辛かったのなら、
  早めに言ってほしかった。
     ただ、それだけだったんだ。
       何気ない日常のように。

きみがいるだけで、心は軽くなった。
きみがいないから、心は重くなった。

       
       生涯ずっと、忘れない
     忘れられない
 


          けど。

 きみの選んだことなんだね
       日常から外すのは

6/23/2023, 4:16:25 AM