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私は寝るのが怖くてたまらなかった

もし寝ている間に誰かに襲われたら
もし寝ている間に呼吸をするのを忘れてしまったら
もし寝ている間に大切なものが壊されてしまったら

そう考えると目をつぶっても寝れなくて寂しい夜を1人過ごしていた

それでも眠り続けるのは好きなものは目が覚めた時にしか見れない「朝日」
起きたら朝日がやってくる

これを心配しすぎて普通に思えないからこそ特別だと思える自分が少しだけ誇らしかった

でも心配するのは疲れてしまうから

いつか誰もが起きたら美しい朝日がある、それを当たり前だと思える日が来ますように

これはきっと誰もが望んでいることだろう

6/9/2024, 10:55:31 AM