蓼 つづみ

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届かなさに、いちいち攪拌されない。
だって、私にとっては
届かないことが、デフォルトだから。

想いは、量じゃなく
解像度と相性で届く。

だから、私の100が
相手にとっては過剰なノイズになることもあるし、
逆に50くらいが、
ちょうど“受信できるかたち”だったりもする。

完璧を目指さなくても、
半分くらいで、
伝わっている何かもあるのかもしれない。

私の描いているものは、
詩というより、思考の断片だ。

丁寧に書いてはいるけれど、
誰かになにかを伝えたいというより、
自分の感性を
このプラットフォームを借りて
精密に書き記す練習をしている。

過去にあったことや、
自分の視点から立ち上げた架空の誰かを通して、
見えているものを、そのまま置いている。

感情が、考えへと変わる瞬間。
考えが、身体感覚へと落ちていく瞬間。
その移ろいを、できるだけ加工せずに捕まえている。

だからこれは、
どのジャンルにも収まらない。

けれど、完全なひとりごとでもない。

どこかで引っかかるものや、
重なるものを感じて、
静かに受け取ってくれるひとがいたなら、
少しだけ嬉しいと思って書いている。

無理に照らすより、
消えない程度の明るさで、
相手の目を焼かないまま、
なんとなく、ここに居られたらいい。

きっと、このくらいの距離なら、
静かに続いていく。

贈られるハートの意味は、なんだろう。
私の思うよりも、もしかしたら——
「ここでは声をかけられないけど、
無関心じゃないよ」
そんなふうに、
受け取ってみてもいいのかもしれない。

題 届かぬ想い

4/16/2026, 1:44:42 AM