れい

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『もう終わりにしたいんだけど。』

「え?」

ぁ、、彼女かな、彼女できたんだ。
そうだよね、できたらそりゃ
いくら幼馴染で仲良くても
こうして2人で会ったり何かするのは、うん、彼女さんに悪い。

そうか、、、せめて好きって伝えりゃよかったなぁ。

「か、彼女どんな人なの?」

『は?彼女いないんだけど』

「え?」
じゃあなに?、、私ただ単に嫌われた?一緒にいたくないってこと?
泣きそう。

「え、わ、私そんな嫌われるような何かした?」

『、、、はぁ、、』

ため息つかれてしまった、、そんな、、。どうしようわからない、、
もう溢れる、、

『むしろその逆なんだけど。』
「ぇ、、?っ、」
私の目から流れる涙を指で拭ってくれる。

『好きすぎて、好きすぎてもう幼馴染とか友達とかそれ以上なんだよ。』

「え、それってど、っ、、」
遮るように唇にキスした。

『、、こういうこと、、っ。』
顔全体真っ赤に染める君を見て
私もつられる。

『な、、なんか言えよ、、。』
「、、、、

私も好き。」

恥ずかしいなと思って
ちらっと君の顔を見たら嬉しそうで

私も嬉しくなった。

7/16/2023, 3:10:13 AM