ノブメ

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空より降るる塵芥
雲の切れ間より注がれる
光の柱を燦々と

部屋に積もった塵芥
冷たい床と無機質に
混ざり合って石のよう

だんだん降る
だんだん降る
しんしんと
しんしんと

時を進める砂の時計
地に行き着く塵芥

掬った掌流せども
床に降ろせば唯の砂

だんだん降る
だんだん降る
しんしんと
しんしんと

「−過ぎ去った日々−」

3/9/2023, 3:18:01 PM