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続☆ミホとみぃたん🐱 


私の名前は、みぃたん。ご主人にそう名付けられました。彼女に拾われ共に暮らしています。

猫同士の集まりを終えて帰宅。

[ミホの自宅]

ミホ「みぃたん、お帰り。あら、お友達?(^^)」

いつの間にか私の後ろにもう一匹、見知らぬ白い猫が…ちっとも気付かなかった。

そのまま一緒に夕食を摂ることに。


(キミは誰?集会でも見かけない顔だね?)


(お務めご苦労さまです。今夜は貴方の様子を伺いに参りました(^^))


!!(゜o゜;(女神様⁉こ…こちらこそ、失礼しましたm(_ _)m)

定期的に集会を開く女神様がうちに。不意に予告もなくやって来るとは聞いていたけど…

(貴方の働きは他の神も十分に認めています。今回はひとつ気掛かりを伝えに)


[夜中🌃]

眠りに入るミホ。それを確認する女神様。


(彼女には前世の記憶はありません。ですが、貴方と一緒にいるうちに魂が共鳴しています)

夢の深層でミホは私を探している?でも記憶がないから、誰に何を呼び掛けたらいいのか分からず彷徨っているという。

(貴方の前世は太古の王国で若き王。彼女は隣国の王女でした。ですが隣国の王は二人の結婚を認めなかった。同盟も先代の王までと反旗を翻し、双方は戦争になり…二人の仲は引き裂かれてしまいました)

女神様は夢の中で前世の姿で再会することを許してくれた。


[ミホの夢の中]

ミホ「また満月に照らされた砂漠。前もここに来たような…」

「エレクトラ。君が探しているのは私かい?」

「え?あなたは?まさか…」

女神様が記憶を与え、二人は前世の姿に変わる。

「私だ。アルスだ。今まで心配を掛けて済まなかった」

「私の方こそ。父が私たちのことを認めてくれなかったばかりに」

「もう良いのだ。約束したであろう?いずれ生まれ変わった時に再会しようと」

二人は夢の中で満点の星と満月を眺めながら、溢れる気持ちを存分に語り合った。


[翌朝]

「ふぁ…なんだかよく眠れたなぁ。とっても良い夢を見てたと思うのに、思い出せない」

私は前世で多くの命を奪ってしまった償いをしている最中。まだ生まれ変わって再会するのは先だけど、夢で導いてくれた女神様には感謝。

「思い出せないけど、良い夢見せてくれてありがとう。みぃたん、白猫ちゃん(^^♪」

(…サービスしすぎて他の神に責められそう。その分働いてもらいますよ。むにゃ)

(は、はい…(-_-;))





2/5/2023, 12:01:04 PM