1つだけ
押したため、今日のお題はお休みします。
代わりに昨日の#大切なものm(__)m
(スペース確保の時いいね下さった方、ありがとうございます。)
■大切なもの(BL、エイプリルフールの続き)
テンプレ中のテンプレート^^;
ながーい。
・朔(さく)視点
チャイムが鳴る。
扉を開けると、すぐに声が飛んできた。
「さくちゃーん」
「いらっしゃい。アイスあるよ」
姪っ子の顔が、ぱっと明るくなる。
中に入ると、くるりと向き直って、脱いだ靴を揃え始める。
思わず、頭に手を置く。
「めいちゃん、きょうはいちごがいい」
芽結(めい)ちゃんに言われて、冷凍庫を開ける。
いちごをひとつ取る。
スプーンも掴んで、リビングへ戻る。
行儀よく座っている。
その前に、アイスを置く。
隣で、妹の咲(さき)が蓋を開けてやる。
「しろーちゃんは?」
「お仕事」
「ふーん。さくちゃんは?」
「さくちゃんの仕事は、お家でできるの」
「へぇー」
返事もそこそこに、目の前のアイスに夢中だ。
口元が危なっかしい。
床に転がっていたティッシュの箱を手に取る。
二、三枚、拭ってやる。
来たときから抱えていたぬいぐるみが、目に入る。
芽結の横に、ふたつ転がっている。
「それ、どうしたの」
「子どもなの。双子なんだよ」
どう見ても似ていない猫が二匹。色も形もばらばらなのに、芽結は当然みたいな顔をしている。
「さくちゃんとしろーちゃんは、こどもいないの」
一瞬、言葉に詰まる。
「…ちょっと難しいかな」
それ以上、続かなかった。
指先でカーペットの毛をつまむ。
芽結が、抱えていたぬいぐるみをじっと見つめる。
ふたつを並べて、顔を見比べた。
それから、目が合った。
「…はい」
片方を差し出してくる。
「ようしに、あげる」
「え…」
顔を、妹の方へ向ける。
困ったように笑って、ほんのわずかにうなずいた。
…どこで覚えてくるんだか。
差し出された、白い猫のぬいぐるみ。
一瞬、手が止まる。
それを、そっと受け取る。
少し持て余すように抱え直すと、
背中の下に、茶色の葉っぱみたいな模様が見えた。
「ありがとう、大事にする」
そう言うと、芽結ちゃんは満足そうに笑った。
――
「ただいま」
「おかえり。先食べる?」
「朔まだ?」
「これから」
「じゃあ先食べる…」
言いかけて、ソファーの上に目をやる。
「何これ」
「芽結ちゃんが、くれた」
四郎(しろう)がぬいぐるみを手に取る。
耳をつまんで、少しだけ傾けた。
「…名前は?」
少し考えて、笑う。
「…何にしよっか?」
(後書き)
長々とm(__)m
もう一つだけ、このシリーズ書きたいなー。
めいっこのめいちゃんです^^;
4/4/2026, 4:26:57 AM