最初の体験、1度目の体験は特別であり、それ以上の驚きや興味深さをそそるものはない。念願の2度目の体験というものですらそれは1度目延長線上に変わり、ただ前回の記憶を呼び寄せるだけのイベントというものになりさがる。
それでも、人というものは何故か1度目を懐古し、2度目を願う。1度目が悪かったのなら2回目はこうしよう、2回目も同じような体験がしたいと、忘れないように、忘れても思い出せるようにと、自分勝手に記憶を辿り、思いを馳せる。しかしながら、それは大切なものであり、必要なものである。
グダグダと語ったが、事実、自分はよく懐古をしてしまう。高校の3年間、中学校での3年間、これまでの人生をこれまでの記憶を辿り、後悔し、懺悔し、楽しみ、歓喜する。2度目がないからこそ、1度目に備え、1度目を楽しむ。去年と同じ服を着ていても、去年とは違う、別の自分になれるように。自分はそうゆうものを大切にしていきたいのである。
3/24/2025, 1:50:14 PM