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上から下へ砂の粒が硝子に落ちて、時を刻む【砂時計の音】。ラーメンや紅茶などにお世話になるそれが、世界最大になればどんな音なのだろうか?島根県仁摩町にあるという「砂暦」という砂時計、それはどんな音で一年を刻んでいるのだろうか。気になるので、一度は行ってみたい場所に登録である。
(10/18)

これも秋の芸術だろうか、【光と霧の狭間で】輝く朝露のかかった蜘蛛の巣。(10/19)

鼻歌だろうと【君が紡ぐ歌】は魅力的なのだ。だってそれは、君が私の側でもリラックスしてるってことだろう?(10/20)

やぁ、My friendsどうしたんだい、まだ呼び掛けただけだよ、どうして目を逸らすんだい?ha~何かやましいことでもあるみたいだね。それじゃあ10からカウントを始めるね、0になるまでに教えてもらおうかな、いいよね。だって僕らは【friends】だものね。(10/21)

嫌な予感ほど当たるものだ。ほら、部屋の外からドタバタと足音が近づいてきた。扉が急に開かれて、外の冷たい空気が部屋になだれ込んでくる。

「さみーい!」

彼はそう言って、私のテリトリーに容赦なく侵入してくる。扉を大袈裟に閉めて

「おい、今日外さみーいぞ!」

腕を擦りながら報告してくる。そりゃあまぁ、この時季までその服装ならそうだろうよと、思いながら生返事しながら、ブランケットに引きこもる。

「なんだー、つめてェな…うりゃ!」

背後から近づいてきた彼が、ブランケットに覆われた首に、冷たい手を触れさせてきた。あまりの冷たさに悲鳴と鳥肌が出て、拳も出そうになる。気分は最悪だ、嫌な予感は当たった。恨めしく彼を見ると、ご機嫌でしたり顔の彼がいた。

「おっ、やっとこっち見たな」

私の首に触れている彼の手が冷たくなくなり、首を撫でられ、その手がスライドして私の両頬を包む。文句を言ってやろうと思ってたのに、ドキドキして何も言えなくなってしまった。こっちの【予感】は全然してなかった。(10/22)

10/22/2025, 8:59:11 AM