またいつか
無数の死体が落ちている
自分が殺ったことは覚えている
目の前に誰か居る 誰だろうか
誰かも分からない彼は、どこか久しいような、初対面のような、不思議な雰囲気を纏っていた
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子供の泣く声 逃げろという悲鳴
バケモノだと言いながら逃げていく人々
自分の意思ではない
気がつけば片手に銃を持っていた
…いや、持たされていた
誰か分からない彼に
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気がつけば無数の死体が落ちている
自分が殺ったことは覚えている
目の前に誰か居る 誰だろうか
答えは分かりきっている
彼だ 俺を利用して人々を酷い目に合わせた悪魔
この時間もまたループする
また戻る そして彼は言う
この言葉だけは、一言一句覚えている
『またいつか…』
7/22/2025, 1:13:38 PM