『空を見上げて心に浮かんだこと』
ファフロツキーズ。魚や蛙が空から降ってくる怪雨のことで、竜巻が海から巻き上げて遠い土地まで持ってくるらしいよ。旧約聖書では天罰の一つで蛙を降らせるけど、アメリカの諺では絶対起きないって意味で「蛙が降る」って言葉がある。つまり、絶対起きないって油断してることも条件次第で発生する。
別に悲劇に浸って自己憐憫してるわけじゃないんだけど、そう見えたならそうだって話。生きるの下手ってわかってるから、良い顔しながら来るもの拒まず応じてたら迷い込んでた袋小路で。人間相手に好きも嫌いもありはしないし、心は慣れてて無視できるって思ってたら、身体は軋んで無理するなって壊れただけ。
自分のことを大切にしろって話ならその通り過ぎて言葉もないけど、蛙に備えて傘を指す人はいないと思うし、蛙だって自分が空飛ぶなんて思わないでしょ。ただそれまでの私にとって、蛙ってのは中身を知るため解剖するものでキスする相手と気づいてなかったって、空にふっ飛ばされて知ったけど。
7/16/2024, 1:42:17 PM