『何もいらない』
「もうわたしは、何もいらない。」
突然彼女にそう言われた。
俺はびっくりして聞いた。
「ほんとに何もいらないの?
お金も?俺も?なぁんにも?」
「もういいの。何もいらない」
…そうなんだ。じゃあ。
「…まぁ。一旦落ち着いて、コレでも飲みな?」
「…ありがと」
あーあ。飲んじゃったぁ〜w
「ゔっ…」
彼女は苦しそうに、胸に手を当てた。
バタン。
倒れた彼女を見て言った。
「本当に何もいらないなら、命だっていらないよね?
その飲み物には、毒が入ってたんだよ♡
キミは俺の好きにさせてもらうよ♡」
そう言って俺は
大好きな玩具(かのじょって読むよ??)の身体を
ナイフを使ってバラバラにした。
4/20/2024, 11:29:17 AM