特別な夜をここで過ごそう。悲しみのよるも、慈しみの夜も、悲しい時もそばに居てくれた君に曲を送るよ。それは、僕のレクイエムに似ていた。夜の帳を満たす歌。友人はみんな呼んでおくれ。きっと誰も来ないに違いはしないが。この夜を、愛で包んでおくれ。それは、愛しい君の抱擁。夜の色がする。暗い夜の、コットンキャンディみたいな味がする。 それは、愛と呼ぶには不確かすぎて、いささか酩酊をともなった。
1/21/2024, 10:33:31 AM