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さて、思い立ったが吉日とばかりに本日、一部の文章をサルベージして別所に纏めた。

修正等は後回しにして、どれだけの数があるのか把握しようと思って取り組んだのだが…。

ラボ組だけで26話書いていた。
正直もっと少ないと思っていたので、意外な数字だった。

1話の文字数は、500から2000程。

こちらで書いているものは地の文等を省略していることが多いので、手を加える時はその辺りを主にやっていくか、まるっと書き換えを行いたいと思っている。
その為には、設定の精査と整理、植物の資料集めが必要となるだろう。

入道雲の如く想像がモクモクと広がる一方で、「いつそれをやるのだ?そんな時間があるのか?そもそも、それをして何か意味があるのか?」と問いかける黒い雲がモクモクと広がっていった。

どうやら、想像の入道雲の一部が積乱雲と化してしまったらしい。

これだから、自身のネガティブ思考は嫌いだ。
些細なことでも足を引っ張ろうとする。

「やることに意味はないが、やること全てに意味は必要なのか?」

黒い雲に問いかけると、雲は広がるのを止めて黙り込んだ。

「私はお前が気にする無駄な遠回りも別に苦ではない。遠回りには遠回りの景色がある。最短を行くばかりが最良とは思っていない。人から見れば愚かな事に時間を割いているのだろうが、それすらも私は気にしていない。そうでなければ、ここで毎日文章を書くということもしていない。お前は転ぶことを心配しているようだが、進む道が悪路とは限らない。歩いてみなくては、体験しなくてはわからないのだよ」

言葉に言葉を重ねると黒い雲はスッと姿を消した。
後に残るのは、モクモクと呑気に膨らむ入道雲ばかりとなった。

綿あめのように軽くて甘そうな雲に頬が自然と緩んでいく。

さて、想像を続けるとしよう。

想像を文字に落とし込む創造を。

6/29/2024, 1:40:39 PM