ある1冊の小説に出会った。
その本は言葉のあやが巧みに表現されており、あっという間に読み手を書き手の世界へ吸い込んでしまうように思えた。小説自体、久しぶりに読んだせいか言葉遣いや表現に感動と懐かしさを感じた。人は言葉という名の「波」を日々取捨選択している。自分に都合の良い「波」に乗り、不都合なものはすぐ見送ってしまう。そうして気づかないうちにどこまでも流されてしまう。私自身もこれまで幾度となく流されてきた。「波」はいつも風のように流れてきて、そのまま無意識のうちに流されてしまいそうになるから鬱陶しい。しかし噂は噂でしかない。自ら行動を起こし確かめてみなければそればただの「波」なのだ。
だからここに戻りたいと思った
書く習慣をつけたいと思った
もう一歩だけ、軌跡を残したいと思った
今これを読む誰かが「波」に攫われてしまわないように
「もう一歩だけ、」
今これを書いている私自身も既に「波」に飲まれているのかもしれませんね
8/25/2025, 10:27:50 AM