多田野一人

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星空の下で
いつか、2人で星を見てみたい…それが、あの頃の夢だった…まだ、背伸びした子どもだったな…思春期って云う時期で、門限も早くて、いつも、夕方ギリギリ迄、一緒に居たね…週末なんて、この世の終わりみたいに、哀しくて…それが月曜日の朝には、あなたに会えるのが嬉しくて、鏡に写る顔がニヤけて…あれから、幾つもの季節を過ごして、喧嘩したり、仲直りしては、また行違いがあったり…そして今、あなたと私の真上には、天の川が、輝いて…

4/5/2024, 2:47:43 PM