@何番煎じ

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『神様だけが知っている』

そもそも“神様“というのは
果たして存在しているのだろうか。
名ばかりで、姿を見たことがあるという人に
私は出会ったことがない。

時に人は、他の人に対して
「神様のような人だ」と比喩することがある。
出会ったことのないモノのようだと言うのは
もはや褒め言葉なのだろうか。

人は誰しも“神様”という宗教の象徴に
人生で一度は願ったことがあるかも知れない。

だが、よくよく考えてみると
なんの根拠もなく、実際には見たこともない
出会ったこともない神様に縋っているというのは
あまりにも滑稽でまた個人的には恐怖を覚えた。



そのようなことも踏まえ“神様”はいるのだろうか。

人が依存できるよう都合よく作り出した
“最も人に似たナニカ“。

そういう風に思えてならない。

7/4/2024, 2:30:15 PM