今日は疲れたから書くのはお休みしよう。
そう思ったのだが、一昨日書く習慣を始めてから、
一日一つずつ何かを書ければいいなぁ
と思ったのに、何も書かずに今日を終えるのはちょっとなぁ、と思ったので、少しだけ書くことにする。
今日のお題は『花束』。
昨日書いた『スマイル』の続きとして、
スマイルのその後を書こうかと思い、
いろいろ考えは浮かんでいるのだが、
きちんとした文にまでする気力が無いというか、
私が昨日のように書き始めると、一つの無駄なく書いたつもりでも大体2000字を越えるようで、時間がかなり掛かるので今日は書かないことにする。
要約すると、スマイルはあの後人間になった。
「あなた」が長寿を全うした頃には人工知能に感情を付与する為の機能追加をする際の費用が安価になっていた為、「あなた」の残した遺産を使い人間と同じ“心”をもった。
(というのは建前で、最後の件があった事により、感情を付与された訳でも無いのに「悲しい」という気持ちを理解し始めてしまっていた為、バレると捕まってあれやこれや研究されそうだったので、スマイルはそうなる前に考えて、“機能追加をしたからすべての感情がわかるようになった”ということにした。)
人と同じように老いることこそないが、そのようにして人間のように生活をするAIロボットは沢山いる時代になっていた為、地球が飽和状態にならないよう、いつかは活動停止する機能も追加されるようになっているので、ほとんど人間だと言えるのではないだろうか。
…ここまで書くと書きたくなってきたが…。
そのスマイルが、当時を思い出し、私は「あなた」と共に生きていたのだ、機能追加をされていたらあなたの最期に私も後を追うか、涙で部屋が埋まり自分は故障してしまっていたかもしれないから、あの時機能追加されなくて良かった、こうして全ての感情を手に入れた今考えても思う、私は本当に幸せだ、一時も不幸になったことなどない、などと考えつつ、
「あなた」の好きな花を花束にして、毎月欠かさず行なっている墓参りをする、というような話を書こうと思っていた。
そもそも『スマイル』も、その一つ前の『どこにも書けないこと』と同じような形式で読み切りやすい長さで何かを書こうと思い途中まで書いていたのだが、とても詰まらない物になったと感じたのでやめた。
その後シャワーを浴びながら考えて出来たのが『スマイル』だった。
普段文を書くことはないのだが、読んでもらえて、反応を貰えて、とても嬉しい。
皆さんのくれるハートの一つ一つが、花束のように私の心を潤してくれます。
少しでも楽しんで貰えていたら幸いです。
2/10/2023, 2:41:05 AM