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1年前

一寸前なら憶えちゃいるが
1年前だとちと判らねぇなぁ
髪の長い女だって ここには沢山いるからねぇ
悪いなぁ 他あたってくれよ

ジャジャジャジャーン

…あんた あの娘のなんなのさ
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ〜♪

本当、憧れたのよ
子供の頃 10歳年上の従姉妹がいて
あたしにとっては、全てにおいてオピニオンリダーだった。

ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
CAROL
COOLS

アメリカン・グラフィティ
ブルース・ブラザース

ギター

アリス
吉田拓郎
甲斐バンド

みーんな彼女から

美人でした
スタイル桜田淳子
顔が山口百恵って感じで

とにかく、変形学生服がよく似合って
格好良かったの
小学生の私の目には
キラキラのマブイお姉さんだった

高校生になったら
彼女の着ている
制服を着るのが
小学生の私の夢だった

それでも彼女の行ってた
高校はスケバンがよく行く
高校じゃなくて
進学校だったから

追いかけて勉強もした
彼女が読んでる本は
追いかけて読んだ
青春の門 かもめのジョナサン

五木寛之大好きだったね
小学生の私は意味もわからず
織江って馬鹿なの?
信介って酷い奴

まだ、判んないよね
と言われて 
どう判れと言うのだと
文庫本を投げ捨てた…

でも、また手に取った
青春の門が判りたいから
ではなくて
彼女が判りたかったから

「22才の別れ」というレコードを
彼女の部屋で聞いて
22才ってとてつもなく
大人に感じた日

彼女といる日を
思い出すのは
いつも夏の日
遠い夏の日

けれど、1年前より
一寸前のことのように
今もこの胸に残る
もう、何十年も前のこと

彼女は1995年の
あの地震で亡くなった
11才女の子を残して
私が母を亡くしたのと同じ年

彼女の母親
つまり、私の叔母さんは
その子を引き取り
懸命に育てた

更にあれから
28年の1年前
叔母さんは娘の子供を
育て上げ娘の待っている

黄泉の国へと
旅立ちました
お疲れまさと言いたい
1年前から数えると

身近な人を
見送った
1年でした
1年前…1年て短いようで色々あります


2024年6月16日

心幸


好きな本

影響を受けた本

五木寛之・・・「青春の門」
       「かもめのジョナサン」
        「親鸞」

遠藤周作・・・ 「海と毒薬」
        「沈黙」
        「侍」

芥川龍之介・・・「地獄変」
        「羅生門」 
        「蜘蛛の糸」  
好きな本

司馬遼太郎・・・「国盗り物語」 
        「燃えよ剣」 
        「坂の上の雲」 
        
吉川英治・・・ 「宮本武蔵」
        「新書太閤記」 
        「新・平家物語」

樋口一葉・・・ 「たけくらべ」
        「にごりえ」 
        
何度も読み返す本

高村光太郎・・・「智恵子抄」        

川端康成・・・「雪国」

三島由紀夫・・・「金閣寺」  
       
堀辰雄・・・ 「風立ちぬ」

浅田次郎・・・「ラブレター」

ざっくり上げてみたけど、やっぱり作家は男性作家が好きだと改めて思う。


2024年6月14日

                 心幸

    
  







6/16/2024, 5:02:19 PM