百瀬

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振り返れば、思い出の中にはいつも君がいた。一人でも戦える、そんな風に考えていたのに。いつの間にか君の存在は当たり前のものになっていて、この日常が変わってしまうのが怖くて仕方がなかった。けれど、それを悟られるのは恥ずかしい。だから今日も密かに己の武器を研ぎ続ける。

『君に捧げる──を』
あなたとわたし

11/8/2024, 6:25:02 AM