【 雑記】家族と迎える春節の温もり
遠い記憶の中に、大晦日の夜の温かな光景がふと浮かんできます。胸には触れることのできない夢が広がり、その中には決して忘れられない色彩が描かれています。時がどんなに流れても、両親と笑い合い、食卓を囲んだあの夜の幸せなひとときは、夜空で一番輝く星のように、今も心の中で光り続けています。
いつもの中国の大晦日(除夕)は、家族4人で簡単な料理を作って過ごしますが、今年は珍しく兄たちも休みを取り、久しぶりにみんな揃ってこの特別な日を迎えることができました。
台所では、流水で野菜を洗うシャーという音、包丁がまな板を打つザクザクという音、そして強火の中華鍋に肉を入れた瞬間のバチバチという音が響きます。それに加えて、子どもたちの高音と低音が入り混じった賑やかな声。まるで即興の交響曲のように、我が家に温かく響き渡ります。
そんな光景を目にしながら、私は幼い頃の記憶を思い出します。両親が数日前から年夜飯(家族の食事会)の準備を始め、当日すべての手作り料理を並べるまでの忙しさ -あの頃の温もりと美味しさが、まるで映画のように思い浮かびます。
今は私が親の立場となり、中国の伝統文化を子どもたちに伝えようとしています。この特別な夜には、家族で水餃子を作りながら、春節の聯歓晩会(中国版の紅白歌合戦)を観るのが何よりの楽しみ。我が家に溢れる笑顔と幸せを感じるひとときです。
日本のお正月と中国の春節、両方の賑やかな雰囲気を味わいながら、新しい2025年も引き続き挑戦していきます。自分の能力をさらに磨き、多くの学生たちの役に立つこと!
皆さんも素敵な春節をお過ごしください。
1/30/2025, 2:43:12 PM