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もしも未来を見れるなら、貴方は何を見たい───?

そんな風に問いかけてきた女がいた。
場所は確か、街角の裏路地。
占い師でも気取ってるのか、顔を隠すヴェールをつけてやがった。

だが、俺はオカルトは信じねぇ。

だから。
未来ってのはいずれ来るもんだ。
なら、来たその瞬間に、全力で生きれば何の問題もねぇ。と、そう返したわけだ。

その返しが気にいったのか、それとも意趣返しか。
あの女、「二年後、貴方。死ぬよ」と言い捨てて消えやがった。
ひでぇ占いもあったもんだろ?

あぁ…なんで今、そんな話をしたのかって───?

ハハ!見事二年経ったからに決まってんだろ?
終わりが見えてるってのは良いなぁ、おかげで何も気にせず無茶ができた。

後悔───?あると思うか?

泣くんじゃねぇよ。
お前が居るんなら、安心して任せられる。

…計画性なんざ。カケラもない人生だったが…

悪くなかったぜ───。

4/20/2026, 3:59:37 AM