一尾(いっぽ)in 仮住まい

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→紙装甲

常々、俺は気骨のある男だと思っていたがどうやら思い違いだったらしい。
夏の日の太陽のように鮮烈なあの人の前に立つと、途端に意気地をなくしてしまう。
俺は迷子になった幼子のようにただウロウロと狼狽え、顔を真っ赤に火照らせて何も言えず薄笑いを浮かべるばかりだ。
思い募らせ身を焦がし、食事も喉を通さぬ有様。
いっそのこと、告白などしてみようと何度も試みたが、全くできそうにもない。
かの単語! 発音のしやすさに反して、口にするのが何と難しいことか!


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1/29/2026, 3:28:16 PM