もうすぐ学校が始まるのにやる気がでなさすぎる。テストも近づいているのに、、マジでほんまにヤバいです笑
行動しろ俺笑お正月がまだ抜けない、、
梶原と想の過去編エピソードです。
人を好きになるのって説明できないですよね。
中3の頃だった。
自分でも理由がわからないまま、胸の奥が熱くなって、ざらついて、黒いものが溢れてきた。
嫌だった。腹が立った。憎かった。
想が誰かと笑うたび、知らない顔を見せるたび、心がぎゅっと掴まれるみたいに痛んだ。
そしてある日、堪えきれずにぶつけてしまった。
「……梶原?」
「……っ、他の人と喋らないでよ。
俺より親しい人を作らないで。
楽しそうにしないで。
俺の知らないところで笑わないで……」
言葉にした瞬間、その重さに自分でも怯えた。
掴んだ想の手が小さく震えているのに気づき、はっとして離す。
「……ごめん。違う、こんなつもりじゃ……」
沈黙が落ちる。
だけど、想はいつもと同じ調子で笑った。
「梶原、日の出見に行こう」
家から少し離れた神社。
頂上から朝日がよく見える場所に、僕らは並んで座った。
想が買ってきたココアを渡してくれる。
「……心配?」
「え?」
「俺のこと心配してくれたんでしょ」
「……どうだろ。わかんない」
「そうだよ。心配してくれたんだよ」
想はココアの湯気をぼんやり見つめながら、いつものようにニヤッと笑った。
“平気だよ”って言うみたいに。
その余裕が、また胸を掻きむしった。
「……本当はさ。
誰でもよかったんだよ。
俺のことを一番に思ってくれる人なら、それでよかった。
でも……違うんだ。
ダメなんだ。想じゃなきゃ。茜じゃなきゃ……」
声が震えた。
言ってしまったら戻れない気がしたのに、止められなかった。
「なんだよそれー。
俺も茜も、梶原のこと好いてるよ」
優しくて、無自覚で、残酷な人。
胸の奥の黒い感情は、朝日が昇っても消えなかった。
1/3/2026, 4:40:50 PM