小学生の頃の道徳の授業で「心はどこにあるか」ということを考えた。心臓かな。頭かな。まあ、そんな意見が多かった中で、ひねくれていた僕は違う答えを出した。
全身。いくつか歳を重ねた今になって、やっぱりあの時の僕の考えは間違っていなかったと思い直した。心というのは、感じる、考える、知る、覚える、思い出す、何かをしようとする、という働きを差すらしい。全身で感じる、全身で考える。そうすることでそれはより、深くなる。そうすることで、自分の心はより態度に現れる。心と心は通じ合う。「心と心」は「心と心」で終わってはいけないと思う。
全身で感じる。全身でそれを発信する。心ではない。考えは心で通じ合うのではなく、行動により通じ合っていく。
12/12/2024, 10:12:18 AM