ばらばらになった夢の断片を
ひとつ、またひとつ
丁寧に拾い集め、繋ぎ合わせる
辻褄が、合わないような気がしてならない
わたしの、感性に満ちた世界で
笑っていたのは誰だったのだろう。
今日の夢に、俺出てくるかもね。
おそらく、この声が。
間違いない、
その瞬間、全てが繋がった
靄に隠れていた顔が、露になった
惹き込まれるような大きい瞳
艶やかな桜桃のような唇
特徴的なほくろ
すべてが、はっきりと。
ねえ、今日の夢に、俺出てきた??
ずるい、ひと。
なんてことを思いながら、再び眠りについた。
耳元で、喉鳴らしたの、気づいてるよ。
その特徴的な音、
私が拾い集めた欠片から聴こえたんだ。
ほら、また聴こえた。
11/21 「夢の断片」 8
11/21/2025, 4:47:30 PM