頭空っぽにして読め

Open App

『大地に寝転び雲が流れる…目を閉じると浮かんできたのはどんなお話?』
*目を閉じて浮かんできたお話が(多分)BL(男性同士の恋愛)味を帯びていまーす!苦手な方はUターン推薦っす!全然okだしなんなら美味しくいただいてやる!な人はそのままどぞ!












「ねぇ、あのバック買って!」
「…ごめんなさい、俺友達に誕生日でも、特別な事があったわけでもないのに物を買ってあげれるほど、お金持ってないんですよ」

そういうと彼女は、俺からスッと離れた。金を出せないヤツには、興味ないらしい。
最近こういう事がよく起こる。何かを買ってとせがまれて、断ればすぐに離れていく。これで何人目だろうか。

「フラれた?」
「あの人は別に恋人じゃないですよ。そもそも告白もしてませんし、されてません…」

どこから現れたのか、いつのまにか背後には男が一人。茶色のマスクを着けていて表情は見にくいが、絶対に笑ってやがる。
本当に彼女は恋人ではなく、ただの友達だ。相手から告ってきた記憶もない。

「ししょーちゃんモッテモテー!ヒューヒュー!」
「殴りますよ?」

そう脅せばタキさんは、ししょーちゃんモテなーい!友達みんな金目当てー!と喚きだす。1度本気でしばいた方が良いかもしれない。

「じゃぁ、貴方もお金目当てですか?」
「いやぁ?じ、つ、は、!君目当てっ!なーんちゃって!ガッハッハッ!!」

酔ってる。コイツ完全に酔ってやがる。面倒だ。酔っ払いほど面倒な生き物はいない。

「ししょーちゃん、おくって」
「自分で帰って下さい。ここから近いでしょう?」
「やーだぁー!ししょーちゃんも一緒がいい-!」

大声で駄々をこねるタキさん、は、本当に見苦しかった。大の大人が人の多いこの道で、急に大声で駄々をこねる。本当に見苦しい。仕方ないので、タキさんを直接家に送り届けることにする。
歩いて15分たったくらいに、タキさんの家についた。

「じゃ、俺はきちんと送り届けたので帰りますね。」

「そういえば~賞味期限明日のカップ麺あるんだよ!食べてって!」

俺の話を聞かずに、タキさんは俺を家の中に押し込んだ。カップ麺取ってくる~!といい部屋の中をバタバタと走っていったタキさんをリビングで待つ。
しばらくすると、タキさんがリビングに現れた。手ぶらで。

「いやぁ、カップ麺昨日食べたんだったぁ。」

そんな気はしてた。じゃ、俺帰りますねと言ってから、部屋から出ようとすると、タキさんがフードを強く、後ろに引っ張った。急なことで反応が遅れてしまい、体制が崩れる。倒れた先にタキさんがいたおかげで、怪我はしなかった。

「ミズくん、もうこんな時間だし泊まっていきなよ」

「着替えないので遠慮します」

「…敬語、やめて」

「なんで今、喋り方の話しだすんですか」

「ミズくんが敬語使うの、何かを怖がってる時だから」

いつの間に取ったのか、マスク越しではない吐息が首筋に触れる。

「離してください。」

「敬語やめてくれるなら。ね、お願い」



「は、離せよ」

そういうと、タキさんは、ん!と嬉しそうに言って、離してくれた。
後ろを向くと、俺より小さいはずのタキさんが、なんだか大きくて、怖いモノに見えた。
タキさんに触れられた箇所には、その感覚が強く残っていた。










*書いた人の色々です(おまけっす)
今後もコイツら書きたいなと思いました!(小学生の感想文)
半分寝ながら書いた物なのでわっかりにくいとこ多いね。
ししょーちゃん=ミズくんで?
タキっちは一人称不明?
ミズくんにはなんか闇ありそうだな
タキっちがトップか?タチなのか?攻めなのか?!
ミズくんは「」の中では敬語?

しっかり起きてるときに次は書きたいでーす!以上!

5/4/2023, 3:47:08 PM