この手が押したのだ。君の人生を変えたのだ。ないものとしてしまったのだ。本当はずっと離したくなかったのに。ずっと持っていたかったのに。幸せを優しさを形で証明する君の声を匂いを肌をずっと感じていたかったのに。汚れた手を隠す訳でもなく、群衆に混じるのはとても背徳に感じた。別れも出会いの一部なのだと思い込み歩いた。だけど、どうしようもなく君に会いたいよ。断ち切ったのは僕なのに。
3/23/2023, 5:31:25 PM