独り言を吐くどこかの誰か

Open App

やあ、今日はどうだった?
楽しかったかい?
苦しかったかい?

今日僕は、ね………。
ごめん。上手く話せないや

え?なんでまだ居るかって?
詳しくは言えないけど
思い出しちゃったことがあって…

なんか、止まっちゃったんだ。

聞き流してもいいから、実質独り言でもいいから…
少しも進んでない僕に話す権利無いかもしれないけど
話、聞いてほしいな


今日、暇つぶしにふらふらしてたら、
好きな人?好きだった人?に会った。

嬉しかった、けど苦しかった。

春の環境の変化でその人とは離れたから
もう大丈夫だと思ってた。

憧れを好きと勘違いしているだけだから
少し離れたら楽になれると思ってた。


そんなことなかった。。


この気持ちに気づいた時には
もう既に普通という道から外れてた

道を外れたと知ったら親はどんな顔をするだろうか

『僕らしくていい』『人に合わせなくてもいい』

『普通じゃない人が普通に敏感なだけで、
普通じゃなくとも誰だって認めてくれる』

そんなことをよく聞くけれど
それは普通の道の範囲内の話だろう。

本当の時はそんなこと言えないだろ?


味方を探せば探すほど、泣きたくなる
忘れよう諦めようと思うほど、笑えなくなる
ふと君を見つけたとき、どこか嬉しい
ふと思い出したとき、胸が苦しい

こんなに普通な感情なのに
ただ普通の形じゃないだけで……

あーあ、君も普通じゃなかったらいいのに

それ以前に君から見た僕はただの雲にすぎないか
僕から見た君ははこんなにも遠くて綺麗なのに
星も、月も、

もし君から見た僕が月や星に見えているのなら
僕はやまない雪を降らすだろうね


隠語でしか話せなくなるほど
言葉が詰まってしまったな

独り言を聞いてくれてありがとう。
でも、もう少しここに居ることにするよ
まだ進める気がしないや。

君もここ居るかい?
別に進んでもいいんだよ?
少し寂しくなるけどね

【言葉にできない】

4/11/2024, 11:17:41 AM