「光と霧の狭間で」
朝日がカーテン越しに部屋を照らす。その明るさに思わず目を開けた。視界は明るいのに、頭がまだ夢から完全には脱出できていなくて、まるで霧の中にいるようにぼんやりとしていた。光と霧の狭間を彷徨うように揺蕩っている。
何の夢を見ていたんだっけ?もう思い出せないけれど、懐かしさだけが胸に残っていた。
すこしずつ霧が晴れていく。ちらりと時計を確認して起き上がりカーテンを開けると、外はすっかり朝を迎えている。
さて、私も今日を始めよう。
10/19/2025, 9:57:02 AM