朝起きたら
鳥たちが鳴いていた
美しい朝やけの中
どこか彼方に羽ばたいていく
昼には雨が降り出して
どんより雲が流れていく
冷えきった身体に降り注ぎ
僕の頬も濡らした
夕暮れ時にようやく
薄明光線が差し込んで
通りの木々がきらきらと
煌めいて揺れている
星々の溢れる夜空
僕もいつかまた星屑に帰る
喜びも
怒りも
たのしいことも
かなしいことも
この世にうまれて
見て
聞いて
感じて
それがどんなにつらいことでも
僕にはそれがすべてだ
『生きる意味』
4/27/2024, 3:52:16 PM