『光と霧の狭間で』
雨上がりの早朝。
やけに肌寒いせいか目が覚めた。
今日は休みだし...と思い普段着に
一枚上に羽織り近くの公園まで歩く。
公園は足が飲まれるくらいの濃い霧が出ていた。
陽が出てないのもあって随分と不気味な雰囲気だ。
幸い舗装された道の端からライトアップされてるおかげで
道の輪郭はハッキリとわかるからつまづくことは無さそうだ。
空は微睡んでみんなまだ寝ている公園は
どこか不気味で神秘的な空間になっていた。
なんだかいつもと違う世界に来たみたいでドキドキする。
いい経験をした。
これ以上は体を冷やしてしまうかもしれないから帰ろう。
帰って温かいココアでも飲もう。
語り部シルヴァ
10/18/2025, 10:29:44 AM