NoName

Open App

逆光


君の輪郭だけが
白くほどけていく夕暮れに
言葉は影となり
足もとへそっと落ちた

触れようとすればするほど
光は遠ざかり
指先には
あたたかさだけが残る

見えないものほど
確かにそこにあると
逆光の中で
ようやく知った

君の顔は見えなくても
君がいることだけは
まぶしさの向こうで
はっきりとわかる



眞白あげは

1/24/2026, 1:59:44 PM