aeru

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水の流れのように過ごしていた日常は
いつか急に渇れてしまって

過ぎた日常を思っても、二度と帰ってこなくて

大切な人も、景色も、肌で感じた「生」の感覚も
日に日に薄れていって

原色の思い出に水をさして
薄まった色を身体中に抱え込んで

新しい「日常」で埃を被ったあの日は
きっともう、二度と帰ってこない

そう理解していても、忘れられなくて
夜が深まり、眠れない時に思い出してしまって

矛盾と後悔にまみれたまま

それでもまだ、過去を想い続けて

10/6/2022, 5:54:19 PM