「またね。」と言う君の背中は寂しかった。
今日も私は好きな人と一緒に帰る。
ずっと時間が続けば良いのに、何て思っている。
だけど私の好きな人は先輩。
もしかしたら、先輩には好きな人が居るかもしれない。
そう思うと何だか複雑な気持ちになってしまう。
「じゃ、俺ここの道曲がるから。」
意味の無い考えをしているせいで、もう先輩との分かれ道が来てしまった。
「はい、!」
先輩は私に「またね。」と一言を残して、帰っていってしまった。
私はまだその場から動けてはいない。
先輩の背中は寂しかったんだ。
7/14/2024, 12:08:35 PM