しめじ

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ずっと流させれるままに生きてきた

楽な方に楽な方に

生温い風が僕の頬をなでる

今は春だったか

季節の感覚もあやふやで

暗闇の中犬が僕をじっと見つめていた

「来て?」

そう言って手を伸ばす

いつもの様に笑えているだろうか

犬は戸惑うことなく恍惚とした表情で僕の手を取った

君はずっと ただ僕を見つめていたね

墜ちていくなか

撫でつける風と身体が溶け合うように感じながら

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5/1/2025, 10:07:03 PM