🎀 愛 好 家

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嗚呼今日も花も、大地も、空も綺麗だ。
誰も知らない " 秘 密 の 場 所 " 其所に貴方を招いた、
其れも好意を寄せている人心の中では好きと何回も何回も言えるのに、何でだろう。
いざ言うとなると緊張して上手く言葉にできない早く、早く好意を伝えたいのに、
緊張して頬を赤らめてしまうのもきっと貴方の事が大好きだから何だろう。 何時も通り時間は刻々と早く過ぎて行くのにも関わらず今日、今だけは時間が止まったみたいに感じてしまう。


『 ごめん、僕もうそろそろ帰らなきゃ 』



嫌だ、まだ想いを伝えていないのに、
こんな終わりかた望んでいないよ、


「 ま、って 」


私は貴方の服を掴んだ
彼はゆっくり振り向いた


母の形見の帽子を深く深く頬を赤らめた顔を見せないようにして私は言った



「 私、!貴方の事が好きなのっ!! 」



日も沈み書けている真夏の秘密の場向日葵が太陽に向かって咲いて光を浴びている。
此所は誰もいない静かな、告白場所。


🎀/ ‐真夏の太陽に照らされて ‐

1/28/2025, 12:35:07 PM