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過ぎた日を思う
 「防災の日」
9月1日は「防災の日」とされている。それは、101年前に大きな地震いわゆる「関東大震災」が発生したことにちなむ。かつての、大震災で亡くなった命と被害から防災について学ぶという趣旨からできた記念日だときく。しかし、今のご時世では100年も過ぎた震災から学ぶものはあるのか。「関東大震災」で大きな被害が出たのは当時の住宅が木造建築だったからという現在の住宅事情とは程遠い側面の影響が大きい。実際、今のように雨が多く降るような天候になりつつある昨今においては「東日本大震災」から学べることのほうが多いだろう。
 そのなかで、「関東大震災」が特別視されるのは何百年も前に生きていたあなた方を忘れないという後世を生きる私たちの最大限のメッセージなのかもしれない。

10/6/2024, 10:58:58 PM