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貴方は21年人より沢山のハンデを背負ってよく生きたと思うよ。
あの日、人のまばらなホームから空を駆けるように降りていったのを私は、一番近くで見ていたよ。痛そうだった。
通り過ぎ去ろう轟音を聴きたくなくて、ヘッドホンをして目を閉じて、口を震わせ、足を震わせながら立っていたね。
ここからは、人生が好転していくよう私が変わって生きるから。
あの日、追えなかった虚影を見ていた貴方が。

「ただひとりの君へ」

1/19/2025, 12:11:18 PM