時の番人。
それは私情で時をいじることは
絶対に許されない役職。
わかっていたけど
どうしても止めたかった。
未来で君は事故に遭うから。
時計を戻して、
時を戻して、
君を救いたいと思った。
もちろん上から許可なんか出なかった。
私情丸出しだから。
でも私は知ってる。
君がいなくなったら
この後の世界はまあ大変だ。
君はひらめきが冴えていて
社会に大きく貢献することになる。
でもそのことを知るのは
やっぱり番人だけで。
上にはどうしても伝わらない。
"Good Midnight!"
でもそれは本当のことだけど
ただの建前。
君がいない世界なんか
色がなくてつまらない。
たとえ海で溺れようと
ビルから飛び降りようと
私は会いに行くよ、
時を止めて。
11/5/2025, 3:24:58 PM