独白
おばみつ※最終決戦
貴方の眼差しが好きでした
蜂蜜色と瑠璃色の瞳は、寡黙な貴方の気持ちを雄弁に語りました
仲間に向ける信頼の眼差し
鬼に向ける鋭い眼差し
そして私に向けてくれる、優しい優しい眼差し
そのどれもが、私は大好きでした
貴方と一緒に食べるご飯は、とても美味しいの
貴方と過ごす時間は、とても楽しいの
貴方への気持ちは日に日に増してゆきました
でもね、怖かったの
この気持ちを知られてしまったら、この楽しい時間は終わってしまう気がして
嗚呼、でもどうしてかしら
遅かったのに、遅すぎたのに、
私はこんなにも幸せよ
もう貴方の瞳が私を写してくれなくたって、
もう貴方とお話することが出来なくたって、
私は世界一、幸せな女の子って知ったわ
_______________ねえ伊黒さん、約束よ
きっときっと、私はまた貴方に恋をする
10/15/2024, 11:14:36 AM