さよならを言う前に、もっと、私のことを知ってほしかった。もっと、手をつなげばよかった。もっと、花をあげればよかった。もっと、一緒に歩きたかった。もっともっとと際限無く後悔が湧き上がってくるが、一番強く浮かんできたのは、何故、もっと早く助けてと言ってくれなかったの、だった。さよならを言う前に、煙となって空に流れる貴方に私は手を合わせた。
8/20/2024, 9:41:12 PM